ランチ派閥編

一、

「ランチ派閥」。「無所属」よりもどこかの派閥。

「派閥」。政党や会社には「派閥」はつきものですね。

そして・・・アナタのすぐ近くにも!そう、うっかり!見逃してはいけない。「ランチ派閥」があるのです。

「べつに約束しているワケではないけど・・ランチは、いっつも決まったヒトと食べているなぁ」

これ。コレが、「ランチ派閥」なんですね。

ランチのとき、いくつかグループに分かれていて、そのどこかに属さなければいけない、という雰囲気。

「団体行動苦手なので、正直、苦痛なんです」

という話、よく聞きます。

ただでさえ、気を使う会社生活です。

なるほど。ランチのときくらい、気ままに自由に過ごしたいですよね。

でも・・

いつもひとりで外食ランチ。

これじゃ、やっぱり不経済です。

そして、なにより、「ランチコミュニケーション」の輪から、ハズれてしまうのは、もったいない。

ランチでの話題は、どうでもいいようなお話、もっといえば「悪口」・・・だったりするけれど、

ときには・・・

「○○のコンサート、急に行けなくなっちゃって・・誰か行く人居ない?」

超プラチナコンサートチケットをゲットできることもあるのです!

その他、実家から届いた柿だとか、梨やらリンゴやら蜜柑やら・・・思わぬもらい物にもありつけたりして。

一説によると、コミュケーションスキルが高い人ほど、モノの獲得率も高いのだそうです。

物質的なものだけでなく、目に見えない情報・・・・「悪口」も「得るモノ」のひとつだといえなくはない。

積極参加はしないまでも、そこに居るだけで、なにかしら得るものは、ある。そう思えば、「ランチ派閥」はやっぱり大事・・・かも!

いやはや、ランチタイムは、仕事以上に気を抜けませんね!