惚れた!アプローチ編
一、
アプローチは、ターゲットへの接近遭遇から。
その機会は、雑用をまとめて引き受けることでおとずれる!
有史以前、アダムとイブの時代から、そこに男と女が居るかぎり恋愛感情は自然と生まれくるものなのです。
会社は仕事をする以前に、男女の出会いの場と言っても過言ではありません(?)。
「終身雇用」が当たり前だった時代、「おとうさんとおかあさんは、同じ会社の同僚だったの」というご両親をもたれる方も少なくないのでは?
しかし逆に、転職、派遣・・と、労働制の多様性がみられるようになった今だからこそ、「会社での出会い」というのは多くなったのです。
派遣社員の場合、その「気なる異性」に出会えるチャンスは、正社員の数倍あるといえるでしょう。
これはてもラッキーなことです。
もしかしたら、派遣社員のアナタはもう、それを実感しておられるかもしれませんね。
さて、そもそも・・・恋愛の始まりは、「あの人、素敵!」ちょっとしたプラスの感情が芽生えたところから。
やがて、その感情は、だんだんと、成長していき・・・「もう、寝ても覚めてもアノ人のことばかり」という熱い想いに変わるワケですね。
では、その想いをどうやって伝えるのか・・・ここは、焦らず、じっくり・・・・といきたいところですが、ライバルが多い場合、そんなに悠長なコトは言ってられません。
そこで、早急にターゲットにアプローチする必要が出てきます。
では、どうしたら、いいか。それは、「あらゆる雑用を一手に引き受ける」ことなのです。
え?どういうこと・・・?
はい、説明しますね。
自分の想いを相手に伝える前には、まず、自分の「存在」を相手に気づいてもらうことが肝心なんです。
「存在」を気づいてもらう前に、想いを伝えると・・・「キミのこと、ぜんぜん知らないし・・・」なんて、答えが返ってきてあえなく撃沈・・・という話、結構、ききます。
そうならないためには、アナタの存在を、ターゲットに認識させる、という作業が必要になってくるわけです。
そのためには・・・「とにかくターゲットの視界に入ること」これが、肝心。
コピーをとりにいく、FAXを送りにいく、書類をとりにいくお茶を汲みにいく・・、とにかく、「移動」を伴う雑用を自ら申し出る。
そして、移動の際は、ターゲットの視界に入るルートで移動をする。
多少遠回りでも、あきらかに不自然なコースでも。
次に、「ターゲットと接触を持つ」。
ターゲットが通りかかったときを見計らい、「あ~~コピー機が詰まってしまいました~!」「FAXの調子がおかしくて・・・」「すいません・・○×の書類、ご存知ではありませんか?」「うん?紙詰まりかな・・?」そうやって、アナタの困っているところに、ターゲットが救いの手を差し伸べざるを得ない状態を故意に作り出すのです。
あとは・・・アナタの腕次第ですね。
このように・・・「いつも雑用ばかり言いつけられて、まいっちゃう・・・」」と思っていたコトがとたんに「恋愛ゲットのチャンス!」に変わるのです!
恋の始まりに際しては、「雑用」をあなどるべからず!ですね。
率先して、雑用を引き受ける。
そして、その雑用にかこつけて、ターゲットに接近遭遇を試みる。
「あのコはよく気がつくねぇ~」と、周りからの評判も、もちろんターゲットからの評判も上々!なわけで。健闘を祈ります。