上司編

一,

上司は選べない。でも、「上司に対する付き合い方」は選ぶことができる。

「上司は選べない」

なんて言葉が一時期流行ました。

たしかに、正しい、自分から上司は選べません。

気が合う上司にあたったらラッキー。

でも、苦手系の上司だったら・・・。

単に「アンラッキーでしたぁ!」で、終わらないところが、会社勤めの悲しいところ。

どんなにイヤな上司でも、部下として、一緒に仕事をしなければなりません。

「上司と上手に付き合うポイントは、ずばり!」

と、一言ハウツーがあったら、誰も苦労しないんですけど・・・。

しかし、基本のようなものはあると思うのです。

上司と上手に付き合うポイントは・・・

「ビジネスなんだから、ビジネスライクに」です。

ビジネスライクというと、人間味のない、カサカサした感じに聞こえますが、そうではなく、「仕事としての付き合い」ということなんですね。

仕事として、の中には、もちろん、人間の情動とか感情に触れるところが出てくるかもしれません。

でも「あくまでも仕事上の付き合い」なのです。

上司は、家まで、やってこない。

プライベートな領域までには入ってこない。

あくまでも、会社の中、仕事上、係わり合いのある人である。

そういう風に自分の中で線引きしておけば、ちょっと苦手な上司ともうまくやっていけるはず。

もちろん、胸襟を開いて付き合える、気さくで頼りになる上司もたくさんいます。

そういうときは、「会社の中」だけではなく、「人生の先輩」として、お付き合いすることも、ヨイでしょうね。